Windows7ではファイルの種類(拡張子)によって起動するアプリケーションがあらかじめ設定されています。例えば、JPGファイルをダブルクリックすると、Windowsフォトビューワーが起動し、画像が表示されます。
ただ、Windowsの標準ビューワーでなく他のフリーソフトなどを使いたいとなったとき、先にソフトを立ち上げて「ファイル」→「開く」といった操作を毎回行うのは面倒です。
そこで、拡張子に紐付けられているアプリケーションをどのように変更したらよいのかを解説したいと思います。
規定のプログラムから変更する
「ファイル 関連付け」などで検索すると、次のような方法で変更しているページが多くヒットするはずです。
スタートメニューから「規定のプログラム」をクリック。
このようなダイアログが表示されます。
「コントロールパネル」→「プログラム」→「規定のプログラム」とクリックしても同じダイアログにだとり着けます。
「既定のプログラムの設定」をクリック。
関連付けを変更したいアプリケーションをクリックし、「既定でこのプログラムで開く項目を選択する」をクリックします。
拡張子の一覧が表示されるので、関連付けしたいファイルの拡張子を選んで設定を保存すればいいわけです。
ところが、「規定のプログラムを設定する」画面のプログラムの一覧には、パソコンにインストールされているアプリケーションのすべてが表示されるわけではありません。
ファイルの関連付けができないときには
規定のプログラムから変更できなかったらあきらめなくてはならないのでしょうか?大丈夫、そんなことはありません。
関連付けられているアプリケーションを変更したいファイルの上で右クリックをします。今回の例で言えば、拡張子が.jpgのファイルの上で右クリックです。
「プロパティ」をクリック。
「変更」をクリック。
「ファイルを開くプログラムの変更」ダイアログが表示されるので、「参照」ボタンをクリック。
アプリケーションを選択するダイアログが表示されるので、ここから目的の実行ファイルを選べばいいです。実行ファイルとは拡張子が.exeのファイルのことですね。多くの場合がProgram FilesかProgram Files (x86)フォルダにあるのではないでしょうか。
今回はJPGファイルを開くアプリケーションをWindows標準のビューワーからMassiGraに変更したかったので、Program Files (x86)フォルダからMassiGra.exeを探し出し、設定を変更します。
目的のアプリケーションが選択されていることを確認したら、「OK」ボタンを押しましょう。
プログラムが変更されたことがわかるはずです。
動作確認
最後に動作確認をしておきましょう。JPGファイルをダブルクリックします。
アプリケーションが変更されていれば関連付けの変更は完了です。
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