GIMPで画像を開くいろいろな方法といくつかの注意すること

GIMPはいろいろなことができる高機能なアプリケーションなのですが、それゆえにメニューやオプションの数が膨大なため、初心者が混乱する原因になっているようです。

「画像を開く」という単純な操作でもいくつかの点を注意しておかないと、期待していた動作をしてくれない事態に陥ります。

開く/インポート

メニューの「ファイル」→「開く/インポート」をクリック。

「画像ファイルを開く」ダイアログが表示されるので、目的のファイルを選んで開きます。

20150830_1_5

この方法で開くと画像ウィンドウに全体が表示され、キャンバスの大きさは開いた画像の大きさと同じになります。

同様のファイルの開き方として、画像ウィンドウに直接画像をドラッグ&ドロップする、

ツールボックスの上部にあるスペースにドラッグ&ドロップする、

20150830_1_8

GIMPのアプリアイコンに画像をドラッグ&ドロップしても同じです。

レイヤーとして開く

ファイルを開く操作として「レイヤーとして開く」というものがあります。

この操作が先ほどの「開く/インポート」と違うのは、「レイヤーとして開く」はすでに画像を開いているところに新たに別の画像を読み込む、というところです。

まずは適当に画像を開いておいてください。メニューの「ファイル」→「レイヤーとして開く」をクリック。

「レイヤーとして画像ファイルを開く」ダイアログが表示されるので、読み込みたい画像を選択して開きます。

読み込まれましたか?

この方法で画像を読み込むと、新規のレイヤーを自動的に作成してくれます。

すでに開かれている画像の上にドラッグ&ドロップしても同じです。

画像とキャンバスの大きさに注意する

今回の「レイヤーとして画像ファイルを開く」では、先に開いていた画像は大きさ633X339ピクセル、後から読み込んだ画像が250X222ピクセルだったためにこのように表示されました。

これが逆だった場合、後から読み込む画像のほうが大きくなってしまうため、一部がキャンバスからはみ出して表示されてしまいます。

読み込んだ後でキャンバスの大きさを調節するようにしてください。

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