www ありと www なし、どちらがよいのか?という論争はネット上で頻繁に行われていますが、結論から言うとどちらでも検索順位に差はないようです。ただし、どちらかに統一しなければなりません。
wwwありとなしの何が問題か?
次の URL は同じ Web ページを示しています。
- https://naokixtechnology.net/
- http://www.naokixtechnology.net/
試しにブラウザのアドレスバーにコピーして、自分の Web ページにアクセスしてみてください。表示される内容は同じです。
ところが、検索エンジンはこれを別の URL であると認識するため、ページの評価が分散してしまうことになります。また、検索エンジンはコピーコンテンツの評価を下げるので、コピーコンテンツであると判断されると検索順位が著しく下がるかもしれません。
wwwありとなしのどちらでインデックスされているかの確認
自分のブログがあり・なしのどちらで Google にインデックスされているのか確認する方法は、次のようにします。当ブログの場合、
1 | site:naokixtechnology.net |
と Google で検索します。
記事のタイトルの下に緑色で「http://」を抜いた部分が表示されていますが、これが Google がインデックスしている URL です。当ブログは www なしで統一しています。
www ありと www なしを途中で変更すると検索順位が下がるようなので、WordPress でブログを立ち上げたらすぐに統一の設定を行っておいたほうがよいでしょう。
解決策1:All in One SEO Pack プラグインを導入する
超有名 SEO プラグインです。管理画面から「All in One SEO」→「General Settings」と移動します。
「Canonical URLs」にチェックが入っていれば有効になっています。インストールしたばかりのときはチェックが入っています。この場合、www なしで統一されます。
解決策2:.htaccess ファイルを編集する
All in One SEO プラグインは使わないとか、www ありにしたい場合には、この方法は使えません。その場合、レンタルサーバーの .htaccess ファイルに次のソースコードを追記します。
www ありに統一
1 2 3 | RewriteEngine On RewriteCond %{HTTP_HOST} ^http://○○○○○ [NC] RewriteRule ^(.*)$ http://www.○○○○○/$1 [R=301,L] |
www なしに統一
1 2 3 | RewriteEngine On RewriteCond %{HTTP_HOST} ^http://www.○○○○○ [NC] RewriteRule ^(.*)$ http://○○○○○/$1 [R=301,L] |
編集後、.htaccess ファイルをアップロードして上書きします。.htaccess ファイルは編集に失敗すると Web ページが表示されなくなる可能性があるので、編集前に別の場所にコピーしておき、すぐに元に戻せるようにしてください。
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