写真・画像に文字を入れる場合、全体の雰囲気と見比べて何度もフォントを変更すると思います。GIMP初心者であれば、画面の左側にあるツールオプションからフォントを選ぶと思うのですが、
こちらのウィンドウはフォントを選択するたびにいちいち閉じてしまうので、連続してフォントを切り替えようとすると結構ストレスがたまります。
今回はツールオプションを使わずに効率良くフォントを選ぶことのできる方法を紹介したいと思います。
まずは基本の文字入力から
ツールボックスの「テキスト」をクリック。
適当なところをクリックします。後で移動できるので、本当に適当で大丈夫です。
上のように画面が変化したら、とりあえずテキストを打ち込んでしまうのがおすすめです。必要な設定は後から好きなだけ変更できます。
打ち込み終わったら、ツールオプションを使ってサイズ・色・インデント・行間隔・文字間隔を調整します。
ちなみに、
コイツは何故かうまく動作しないので使ったことがありません。使わなくてもやっていけます。
2018.04.19 追記
こちらから設定を変更したい場合には、マウスなどでテキストを反転させる必要があります。
ひとつ注意しなければならないのが、一度こちらのツールボックスから設定を変更すると、以降はツールオプションからの変更ができなくなってしまうことです。
こちらのツールボックスからはインデントと行間隔の変更ができないため、設定を変更する順番を気にしながら作業してください。
複数の文字がある場合
GIMPは画像に文字を挿入するたびに、自動的にレイヤーを追加していってくれます。
テキストの設定変更や文字を移動するときうまく動作しないなと思ったら、今開いているレイヤーが目的のテキストがあるレイヤーであるかどうか確認してください。
文字の移動
GIMPの文字の移動は少し癖があるので最初は戸惑うかもしれません。こちらの記事でGIMPでのテキストの移動についてまとめましたので、併せてお願いします。
ちょっと癖のあるGIMPでの文字の移動 | Naokix.net
文字のフォントを切り替えるには
さて、本題。ツールボックスの「テキスト」をクリックした状態で、
今いるレイヤーがフォントを変更したいテキストのあるレイヤーであることを確認します。
レイヤーが正しければ、目的のテキストが選択された状態になりますので、ツールオプションの
赤枠を左クリックするとフォントを変更できます。
ところが、こちらのウィンドウはフォントをクリックするといちいち閉じてしまうため、たくさんのフォントを切り替えて確認するにはあまり向いていません。
そこで、メニューの「ウィンドウ」→「ドッキング可能なダイアログ」→「フォント」を利用します。
こちらのダイアログからフォントの選択をすれば毎回ウィンドウが閉じることはないので、連続でフォントを変更することができます。キーボードの「↑」、「↓」キーでがしゃがしゃとフォントを切り替えられるので大変便利です。
ぜひご活用下さい。
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