WordPressでブログを運営している人ならレンタルサーバにPHPファイルをアップロードして動作確認すれば済みますが、PHPの動作確認のためだけにレンタル料を払ってサーバを借りるのもなんだかなぁ、という感じです。フリーソフトのXAMPPを使えば、Windowsのローカル環境に簡単にPHPの動作環境を用意することができます。WordPressのテーマをカスタマイズするのに導入している方も多いでしょうし。
まずはXAMPPをダウンロード
下のリンクからインストーラをダウンロードしてください。
画面の指示に従ってぽちぽちするだけなので簡単にできます。
XAMPPのhtdocsにPHPファイルを保存する
XAMPPをデフォルトの設定でインストールすると「C:/xampp」にインストールされます。「C:/xampp/htdocs」 に以下のPHPファイルを保存してください。文字コードはUTF-8のBOM無しがよいでしょう。ファイル名は「test.php」とします。
1 2 3 | <?php echo "今日は" . date('Y年m月d日') . "です。"; ?> |
XAMPPのコントロールパネルからApacheを起動します。
インターネットを閲覧するブラウザを立ち上げて、アドレスバーに次のアドレスを入力します。
エンターでブラウザの画面に次のように表示されるはずです。
コマンドプロンプトで動作確認する
最近は便利な開発環境がいろいろとあるので、今さらコマンドプロンプトかよ、と思わなくもありませんが、動作が軽いのはよいことです。
適当なファイル名を付けて下のソースコードを保存してください。拡張子は当然「.php」です。
1 2 3 4 | <?php $text = "今日は" . date('Y年m月d日') . "です。"; echo mb_convert_encoding($text, "SJIS"); ?> |
mb_convert_encoding関数は文字コードがUTF-8である変数$textをシフトJISに変換するものです。これがないとコマンドプロンプトで文字化けします。
保存先はXAMPPを標準でインストールしたのなら「C:/xampp/php」フォルダになります。
コマンドプロンプトを立ち上げてカレントディレクトリを移動します。上のアドレスのフォルダに移動するなら、
と打ち込んでエンターしてください。
とコマンドプロンプトで入力すると、文字が出力されるはずです。
おまけ
毎回「cd C:¥xampp¥php」と入力するのが面倒なら、
1 2 3 4 5 | @echo off cd C:\xampp\php cmd /K |
というバッチファイルを作り、「php.bat」とでも名づけてデスクトップにでも保存しておくとよいでしょう。
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