SNS Count Cacheを使うために必要なFacebookとTwitterの設定

 SNS のシェア数をキャッシュしておき表示速度を改善してくれる WordPress プラグイン「SNS Count Cache」ですが、Facebook のシェア数をカウントするためにはアプリIDと app secret の設定をする必要があります。併せて、公式では廃止されてしまったツイッターのシェアカウンタですが、代替 API が公表されているのでこちらについてもまとめてみたいと思います。

アプリIDとapp secretを取得

2015年に Facebook の API の仕様が変更になり、SNS Count Cache で Facebook のシェア数をキャッシュするにはアプリIDと app secret が必要になりました。

まずは Facebook にログインした状態で Facebook Developers にアクセスします。

開発者向けFacebook

右上の「マイアプリ」をクリックするとドロップダウンメニューが表示されるので、「新しいアプリを追加」を選択してください。Facebook Developers に初回登録の場合には、マイアプリではなく「登録」ボタンになっています。

「新しいアプリIDを作成」ダイアログが表示されます。連絡先メールアドレスは自動で入力されているはずなので、表示名を入力します。ブログタイトルでいいのではないでしょうか。カテゴリも適当に選択しておきます。

セキュリティチェックを入力します。わかりにくかったら切り替えてください。

アプリID作成後、「ダッシュボード」に移動してください。アプリIDと app secret を取得することができます。

プラグインへの設定

管理画面で「SNS Count Cache」→「設定」と移動してください。「シェア基本キャッシュ – Facebook」という項目があるので、こちらに先ほど取得したアプリIDと app secret を入力します。

「設定の更新」ボタンを押してうまくいけば、プラグインが Facebook Developers からアクセストークンの取得を行ってくれるので、表示が次のように変化します。

あとはプラグインが一定の間隔でシェア数のチェックを行うので反映されるまで待ちます。

Twitterの代替APIに登録する

2015年11月に記事のツイート数を取得する API である「count.json」の提供が終了しました。ツイッターの非公式 API だったそうで、終了してからは SNS ボタンを「SHARE」とかにしてごまかしていました。

あれからずいぶん経ちましたが、気付いたら代替 API が公開されているということで、さっそく登録してみることにしました。

まずはプラグインの設定の確認です。管理画面で「SNS Count Cache」→「設定」と移動します。シェア基本キャッシュ機能において「Twitter」にチェックが入っているか確認してください。チェックが入っていなかった場合、ここで一度「設定の更新」ボタンを押します。

次に「シェア基本キャッシュ機能 – Twitter」において代替 Twitter API を選択します。

デフォルトでは「widgetoon.js & count.jsoon」が選択されています。プルダウンメニューをクリックするとほかの代替 API を選ぶこともできますが、widgetoon.js & count.jsoon 以外は海外のサービスなので、デフォルトのままがおすすめです。

ツイート数を取得するには widgetoon.js & count.jsoon に登録する必要があります。

widgetoon.js & count.jsoon | digitiminimi

「サイト登録申請」をクリック

利用規約に同意したらチェックを入れて、サイト URL とメールアドレスを入力してから「サイト登録」ボタンをクリックします。

登録処理には1~2営業日程度かかるそうです。処理が完了するとメールをくれるそうなので、それまで待ちます。

widgetoon.js & count.jsoon とツイッターアカウントを連携しておくと、登録以前のツイート数まで取得できるようなので連携しておきます。

アカウントと連携をする前にひとつ注意。登録完了のメールが来る前に連携しようとすると、「サービスに登録されていません」と表示されて失敗するので、連携はメールが来るまでお待ちください。

連携の手続きをするために、送られてきた登録完了メールを開きます。こちらに URL が記載されているので、これをクリックします。

「使用サイト」と「キーワード」に入力されているものを確認し、問題なければ「連携する」ボタンをクリックします。

ツイッターアカウント(もしくはログインするためのメールアドレス)とパスワードを入力し、「ログイン」ボタンを押せば連携は完了です。

過去のツイート数が反映されるまでしばらく待ちます。

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