「WordPress を使ってブログをはじめよう!」と思ったあなたがレンタルサーバーを借りたら、次にやるべきことは WordPress 関連の各ファイルをレンタルサーバーにアップロードすることです。そのために必要になるのが FTP クライアントですが、今日は当ブログ管理人も愛用している無料の FTP クライアント「FileZilla」をご紹介します。
Windows、Mac、Linux のクロスプラットフォームに開発されていて、インタフェースが直観的で使いやすく、動作も軽いのでさくさく動きます。また、頻繁にアップデートが繰り返されているので、セキュリティ的にも安全性が高いといえます。こんな素晴らしいものがフリーソフトで使えるなんて、いい時代になったもんです(爺臭い
ダウンロードとインストール
こちらからダウンロードできます。
32ビットバージョンは「More download options」のリンク先からダウンロードできますので、ご自分の環境に合わせてダウンロードしてください。インストールはダウンロードした setup.exe ファイルをダブルクリックして手順に従うだけです。
設定
最初にレンタルサーバーに接続するために必要な設定を行います。メニューの「ファイル」→「サイトマネージャ」を選択してください。
「サイトマネージャ」ダイアログが表示されます。
はじめてレンタルサーバーに接続する場合は、「新しいサイト」ボタンを押して、
ホスト・ユーザ・パスワードを入力する必要があります。
レンタルサーバーがエックスサーバーの場合はこれらを契約後にメールで送ってきますが、サーバーによっては管理画面で確認しなければならないものもあるかもしれません。接続に必要なものなので必ず発効されているはずですから探してみてください。
「名前の変更」ボタンを押して、ブログのタイトルなどのわかりやすい名前をつけたら、
「接続」ボタンを押してレンタルサーバーに接続します。
画面右側の「リモートサイト」の部分ににフォルダが表示されれば接続は成功です。
これらがレンタルサーバーに置かれているフォルダ・ファイル群になります。うまくいかなかった場合は、ホスト・ユーザ・パスワードの設定を見直してください。
サイトマネージャによる設定は初回のみです。次回接続からはこの「▼」部分をクリックすると、
このようにサイトマネージャで登録した名前が表示されるので、
目的のものを選択すれば自動でレンタルサーバーに接続してくれます。
使い方
超簡単でっす。ドラッグ&ドロップするだけ!
あまりに簡単なのでアップロードできているのか心配になりますが、ちゃんとできています。コピー&ペーストなども使えるので、普段のファイル操作と同じ感覚でアップロードすることができます。ターミナルでコマンドを打ち込んでファイルをアップロードすることに慣れている人だと、あまりの手軽さに違和感を感じるかもしれないレベルです。
まとめ
WordPress でブログをはじめてファイルをレンタルサーバーに転送するだけなら、これら操作を覚えるだけで事足ります。サイトマネージャの接続設定が追加で必要ですが、暗号化したファイルを転送できる SFTP・FTP 接続にも FileZilla は対応しています。「FTP 接続ではセキュリティ的に心配」といった場合にぜひお試しください。
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